2021年から始める、つみたてNISA・iDeCo
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みなさん、
こんにちは!
FP Cafe / Mochaを運営している、
(株)Money&Youの高山一恵です。
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今年も残すところ
2週間余りとなりましたね。
今年は新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、
経済や人々のライフスタイルに
大きな影響を及ぼした年でした。
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新型コロナウイルスの影響で今年は
例年以上にマネー相談のご依頼も
多かったのですが、中でも多い相談が
「将来に向けてお金を増やしたい」
というもの。
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今のような
先行き不透明な時代を生き抜くために
少しでもお金を増やしたいと思う人が
多いのも頷けます。
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一般の人が中長期的に安定的に
お金を増やすために有効な制度として
注目されているのが
「つみたてNISA」と「iDeCo」です。
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両方の制度に共通しているのが、
投資の基本である
「長期・分散・積立」投資が
仕組みでできることに加えて、
税制が優遇されていること。
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それぞれ簡単に紹介すると、
つみたてNISAは、
2018年から2037年までの
20年間投資をすることができ、
非課税投資上限額40万円から
得られた投資の利益が20年間非課税になります。
つまり、最大の非課税金額は800万円に。
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一括投資は認められておらず、
積立投資のみ認められています。
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投資できる金融商品は、
個人が中長期的に安定的に
資産形成できると国が判断した
投資信託、ETFになっています。
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一方、iDeCoは、私的年金の一種で、
ザックリいうと公的年金の上乗せ制度。
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iDeCoは、
老後の自分年金作りの手段として
注目を浴びていますが、
注目されているワケは、
ズバリ他の制度よりもずば抜けて
「税制優遇」があるからです。
iDeCoは、
「掛金の拠出時」「運用中」「受け取り時」の
3つの場面で税制優遇があります。
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特に特徴的なのは、
iDeCoの掛け金が
全額所得控除できるところ。
「所得控除」とは、
本人や家族の状況、災害や病気といった
個人の事情によって、
税の負担を軽くする制度のこと。
掛金全額が所得控除に
カウントできることにより、
所得税を計算する元となる課税所得が減るので、
所得税を減らすことができます。
ちなみに、
翌年支払う住民税も減らすことができます。
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将来に向けて
お金を増やすには、
つみたてNISAとiDeCoを
併用するのがベストですが、
投資をするお金が
限られている方もいるでしょう。
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その場合、
どの制度を優先して利用するかは、
毎月の投資金額や投資の目的、
収入の有無などで決まります。
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例えば、
・投資経験がない人
・毎月の投資金額は少ない人
・いつでも自由に資金を引き出したい人
はつみたてNISA
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・所得のある人
・毎月1万円以上投資できる人
・老後資金を貯めたい人
はiDeCoが向いていると考えられます。
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つみたてNISA・iDeCoは、
今後の私たちの資産形成の中心的役割を
担う制度です。
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今年はステイホームで年末年始を
過ごされる方も多いかと思いますので、
お時間がある時にぜひ情報収集してくださいね。
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情報収集の一つとして、
代表頼藤と私の共著
「はじめてのNISA&iDeCo」(成美堂)
を活用していただけると嬉しいです。
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「はじめてのNISA&iDeCo」の 詳細を見る |
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今回紹介できなかった、
各制度の詳細や
自分に合った商品の見つけ方、
運用後の不安の解決方法なども
漫画と図解を豊富に活用して
わかりやすく解説しています。
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今年も1年ありがとうございました!
2020年はいろんなことがありましたが、
皆様の応援のおかげで充実した時を
過ごすことができました。
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来年も引き続きどうぞよろしくお願いします。
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