2022年から男性も「産休」を取得できるようになる!? 男性の子育て促進に期待
|
みなさん、こんにちは!
FP Cafe / Mochaを運営している、
(株)Money&Youの高山一恵です。
|
ここのところ、梅雨の中休みが
続いていますね。
晴れなのは嬉しいのですが、
気温も上昇しているので、
暑さ対策はしっかりしたいところです。
|
さて、先日、
「改正育児・介護休業法」が可決・成立しました!
|
今回の改正の目玉は、
「男性版産休制度」といわれる制度の新設。
子どもの誕生から8週間以内に
4週間まで2回に分けて
男性も「産休」を取得することができます。
|
また、子どもの誕生後8週間までの「産休」
は、休業の2週間前までに会社に申し出をすれば
利用できるようになります。
|
従来の制度では、原則として、
休業開始の1ヶ月前までの取得申請が必要でした。
そのため、仮に出産時期が早まってしまった場合、
男性には、「子どもが生まれても休暇を取得できない」
といった問題が生じていましたので、その解決策として
申請までの期間が短縮となったようです。
|
一方で、男性の育休取得率を見ると、
2019年時点で7.48%にとどまっています。
|
休暇を取りたいと思いつつも
休暇を取りにくい雰囲気で休暇の取得に
踏み切れなかった男性は少なくないようです。
|
そこで、今回の改正で、
会社側には、育休や産休について
社員に取得の意向を確認することを
義務付けることになりました。
会社がこれらの働きかけを怠った場合には、
社名を公表する方向になるようです。
|
自分自身のことを振り返っても
子どもが3歳になるまでは、
記憶がないくらい、本当に
大変でした。
|
ですから、男性も積極的に
育児に参加できる制度を
国や企業が積極的に推進するのは
とても喜ばしいことだと思います。
|
最近、若い世代の男性とお話していると、
就職する際に重視しているのは
「柔軟に働ける職場かどうか」
という人が少なくありません。
これを機に会社側ももっと柔軟に働ける環境を
整えてほしいと思います。
|
夫婦で子育てに積極的に
関わる環境が整えば、
日本の少子高齢化も
少しは緩和されるかもしれませんね。
|