キャッシュレス貧乏を防ぐ、電子マネーの家計管理方法 |
みなさん、こんにちは!
FP Cafe / Mochaを運営している、
(株)Money&Youの高山一恵です。
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消費税が10%になり、
キャッシュレス決済による
ポイント還元が話題ですね。
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政府の狙い通り、消費増税後は、
キャッシュレス決済を利用する人が
増えているようですが、一方で、
現金で買い物をするわけではないので、
家計管理が難しいという人も
少なくないようです。
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そこで今回は、
キャッシュレス決済の手段の一つである、
電子マネーの家計管理方法についてお話しします。
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電子マネーで買い物をするには、
電子マネーにお金をチャージする必要がありますが、
家計管理をするタイミングは、
この「電子マネーにチャージしたとき」
もしくは、「電子マネーで買い物をしたとき」になります。
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一番簡単な方法は、
電子マネーに現金をチャージしたタイミングで
チャージ金額を支出としてつける方法ですが、
その際、迷うのが電子マネーは
何の費目に計上すればよいのかというところです。
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費目で迷わないためには、
電子マネーを利用する目的を
明確にしておく必要があります。
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例えば、交通費の支払いに
電子マネーを利用するという目的で
5000円チャージした場合には、
「交通費」という費目になるでしょう。
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また、食費や日用品の購入のために
電子マネーを使うという場合には、
「食費」や「日用品費」になるでしょう。
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ただし、チャージしたタイミングで
支出として記録する方法は
シンプルなのですが、
この方法では、何にどれくらいお金を使ったのか、
詳細な支出を把握することは
できないというデメリットもあります。
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電子マネーにチャージした金額を
様々な買い物の用途に使うという
場合には、
現金で買い物をした場合と同じように、
買い物をするたびに
支出の記録をする方法が有効です。
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とはいえ、買い物をするたびに、
1回、1回支出を記録していたのでは
大変ですよね。
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そこで、オススメなのが、
家計簿アプリの自動連携機能を
活用する方法です。
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家計簿アプリによっては、
銀行口座や電子マネー、
クレジットカードなどと連携することができます。
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電子マネーと
連携できる家計簿アプリを活用すれば、
1回1回自分で支出を手入力しなくても、
自動で買い物をしたデータを収集して記録してくれます。
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費目についても、
食費や日用品などの
支払い先のデータから推測して、
自動で振り分けてくれるのでとても便利です。
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家計が「見える化」されると、
無駄な支出も把握しやすいでしょう。
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また、電子マネーの家計管理方法を
考えるのも大切ですが、
それ以前に、電子マネーで買い物をする場合、
電子マネーに1ヶ月いくらチャージするのか、
チャージする金額を予算化しておくことも大切なことです。
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例えば、
食費や日用品の買い物の代金を
電子マネーで支払うという場合、
1ヶ月の食費の予算が5万円、
日用品の予算が1万円だとしたら、
6万円をチャージします。6万円以上は、
チャージしないように気をつけましょう。
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今後、ますますキャッシュレス化が
進むことを考えると、今まで以上に
家計管理が大切ですね。
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この機会にぜひ、考えてみましょう。
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