実は損している？銀行でよく見かける
「投資信託セット定期」 |
みなさん、こんにちは！
FP Cafeを運営している、
(株)Money＆Youの高山一恵です。 |
ここのところ、
気候のアップダウンが
激しく、体調を崩している人も
多いようですね。
体調管理には気をつけましょう。 |
さて、私のところには、
多くの女性の方が個人マネー相談に
いらしてくださるのですが、
意外に多いのが、
「銀行でおすすめされた商品を
購入したのに増えるどころか
損をしている…」というもの。 |
中でも、銀行が力を入れて販売している
「投資信託セット定期」にまつわる
相談は少なくありません。 |
「投資信託セット定期」とは、
投資信託の購入と同時に
定期預金に預ければ、
通常よりも相当高い金利を
つけるといった商品のこと。 |
確かに超がつくほどの低金利の中、
「定期預金の金利が3％〜7%」もつく
といわれれば、
前のめりにもなるのもわかります。 |
ところがうまい話しには
裏があるのはどこの世界でも同じこと。 |
「投資信託セット定期」の
パンフレットをよく見てみると
気がつくのですが、
投資信託セット定期の商品は、
定期預金の高金利が適用になるのは
最初の「3ヶ月のみ」というケースが
ほとんどです。 |
その後の金利は
通常の金利が適用になり、
ほとんど金利がつかない
超低金利になります。 |
でも、この超低金利のご時世、
始めの3ヶ月だけでも
高金利がつくのであればお得なのではないか
と思うかもしれませんが、
ポイントは、「投資信託にかかる手数料」です。 |
投資信託セット定期で販売される
投資信託の手数料の多くは
高い傾向にあります。 |
投資信託の手数料が高い影響で
ほとんど利益がでないカラクリに
なっています。 |
そもそも投資信託の中には、
販売手数料がかからず、
信託報酬などのコストの低い
投資信託はたくさんあります。 |
投資信託の運用成果を
期待するのであれば、
定期預金と投資信託は別々で活用し、
投資信託は手数料が低いものを購入して
運用した方が、
効率良くお金を増やすことができる
というわけです。 |
これからの時代、
お金の知識を身につけている人と
身につけていない人では
将来の資産に大きな差がでます。 |
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