【新刊情報あり】FIREを目指している間も達成後も、お金に縛られず楽しむ生き方が「サイドFIRE」
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みなさん、こんにちは。
FP Cafe / Mochaを運営している、
(株)Money&Youの高山一恵です。
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先日、東京でも桜が開花しましたね!
世の中、暗いニュースが多いですが、
桜が咲いたと聞くと、心が和みます。
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さて、昨年から引き続き注目されている
「FIRE(経済的自立をして早期リタイアを目指す)」。
当社に個人マネー相談にいらっしゃるお客様の中にも
FIREを目指したいという方は少なくありません。
FIREを目指す場合の手順は、以下です。
(1)リタイア後の年間の生活費を計算する
(2)「生活費<資産運用収入」となるのに必要なFIRE資産を計算する
(3)FIREを何年間で達成するのか考える
(4)達成するための「運用利率」と「毎月の投資金額」を計算する
(5)「毎月の積立金額」を増やせばFIREが近づくので支出を削る
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資産運用による不労所得を増やし、
不労所得で入ってくる金額より
生活費が少なくなれば資産は減らないので、
早期リタイアができます。
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つまり、
FIREが従来の早期リタイアと異なるのは、
資産を減らさず生活する、ということです。
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FIREを実現するためには
資産を減らさないことが必要です。
その考え方に「4%ルール」があります。
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4%ルールは
「生活費を投資資産の4%以内に抑えられれば、
資産が目減りすることなく暮らしていける」というルールで、
米国のトリニティ大学の論文(トリニティスタディ)を
根拠にしています。
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つまり、FIREするために必要な資産は
「投資元本(100%)÷年間支出(4%)」となります。
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たとえば、年間支出が300万円だとすれば、
FIREに必要な資産は300万円÷4%=7500万円です。
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仮に35歳の人が55歳でFIREを
達成したいとしましょう。
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月々の生活費が25万円を希望した場合、
4%ルールから計算されるFIRE資産は7500万円です。
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この7500万円を運用利率4%・20年間で築くためには、
毎月の投資金額は20万4485円と計算できます。
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つまり、35歳から毎月20.5万円を投資できれば
55歳でFIREできるというわけです。
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こう考えると、資産運用の収入だけで生活する
「フルFIRE」は多くの方にとって
再現性は低く現実的ではないということがわかります。
そもそも、運用利率4%で試算していますが、
安定した利率で運用し続けられる保証はありません。
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では「資産運用の収入+勤労収入」で生活する
「サイドFIRE」はどうでしょうか?
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生活費が年間300万円だとしても、
仮に勤労収入が月15万円、
資産運用収入が月10万円とすれば、
サイドFIRE資産は120万円÷4%=3000万円を
準備すればOKということになります。
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この3000万円を運用利率4%・20年間で築くためには、
毎月の投資金額は8万1794円と計算できます。
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フルFIREを目指すよりは、実現性は高そうですね。
もちろん、人により目指したいFIREのスタイルは
それぞれだと思いますが、
オススメは「資産運用の収入+勤労収入」
で生活する「サイドFIRE」です。
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とはいえ、年齢や家族構成、
家計状況などが違えば、
FIREを目指すにしても、
サイドFIREを目指すにしても
実現までのロードマップは
違います。
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そこで、ぜひ参考にしていただきたいのが、
3月29日にインプレスから発売になる
代表の頼藤太希が監修したインプレスのムック本
「いちからわかる!FIRE入門 積立投資で目指す早期リタイア術」です。
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●頼藤太希監修
「いちからわかる!FIRE入門 積立投資で目指す早期リタイア術」(インプレス)
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「いちからわかる!FIRE入門 積立投資で目指す 早期リタイア術」の 詳細を見る |
こちらのムック本では、
年齢や家族構成に応じて、
FIREへの目標額や毎月の投資額を掲載。
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その目標に向かって着実に貯蓄、投資を
行えば、経済的に自由になることができます。
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FIREを目指さなくても
先行き不透明な時代を生きる上で、
資産運用による収入を得ることができれば
心強いですよね。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
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