「ふるさと納税」をするなら年内に! 3割超えの返礼品も今年まで |
みなさん、こんにちは!
FP Cafeを運営している、 (株)Money&Youの高山一恵です。 |
さて、先日、野田聖子総務大臣より、
ふるさと納税制度を抜本的に見直すとの
発表がありましたね。
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それによると、
返礼品の割合が寄付額の3割を超えたり、
地元産品ではないものを返礼品にしたり
している自治体に対して寄付をしても、
税制優遇が受けられなくなる可能性がある
とのこと。
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このニュースを聞いて、ふるさと納税に
対するモチベーションがダウンしてしまった
という人も少なくないようですが、
返礼品の金額が縮小になるとはいえ、
ふるさと納税は私たちにとってとても
有益な制度。ぜひ、活用したいものです。
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というのも、ふるさと納税をすることで、
所得税や住民税が安くなり、
加えて、実質2,000円で特産品がもらえ、
寄付先の自治体は、地域の活性化につなげる
ことができるからです。
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今年もあっという間に11月になり、
年末が近づいてきていますが、
寄付をしようか
あれこれ考えているうちに時が経ち、
年末近くにあわてて寄付したら
翌年度の受付になってしまった…
ということにもなりかねません。
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なぜ、こういうことが起こるのか
というと、寄付の申し込みから
寄付金の払い込み、自治体の入金確認、
寄付金受領証明書の発行までに
時間がかかるためです。
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例えば、銀行振込の場合、多くの
自治体では、専用の「納付書」を
用意していますが、それが郵送されて
くるまでに約1週間かかります。
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次に「納付書」を使って
取扱金融機関から
振り込むのですが、
これで終わりというわけではなく、
自治体が入金を確認して、
ようやく寄付金受領証明書を
発行、郵送してもらえるのです。
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この寄付金受領証明書の
受領日が重要です。
ワンストップ特例制度を使って
来年度の住民税から控除してもらう
ためには、寄付金受領証明書の受領日が
今年の12月31日までである必要があります。
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年末に駆け込み寄付を申し込んだ場合、
寄付の申し込みは年内にできたとしても、
寄付金のやりとりに時間がかかってしまって、
受領日が来年の日付になってしまう
恐れがあります。
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ですから、ふるさと納税を行う場合は、
年末ギリギリはさけたいですね。
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できるだけ手続きを急ぎたいという場合には、
「Yahoo!公金支払い」を使ったクレジットカード
決済を利用するとよいでしょう。
Yahoo!公金払いは、 クレジットカードによる支払いだけでなく、
Tポイントからの支払いもできます。
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さらに、「Yahoo!公金支払い」と
「ポイント即時発行」を組み合わせれば
寄付を申し込んだその日のうちに、
返礼品と交換できるポイントを
もらうことができます。
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いずれにせよ、
年末が近くなってきましたので、
まだ、ふるさと納税をやっていない
という人は、ぜひ検討してみましょう。
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