シングル女性が買ってはいけない マンションとは |
みなさん、こんにちは!
FP Cafeを運営している、 (株)Money&Youの高山一恵です。 |
あっという間にお盆もすぎ、
夏も残りわずかとなってきましたね。 |
さて、最近、
アラフォーシングル女性からの
住宅購入の相談が増えています。 |
アラフォーになると、
老後も視野に入ってくるお年頃。 |
一生独身かも…と思うと、
「家でも買っておこう」と、
マンション購入を考える気持ちも
わかります。 |
ただし、マンションを購入する時に
資産価値や生活の利便性などを
きちんと考えて買わないと、
家が資産どころか
むしろお荷物になってしまいます。 |
例えば、
「都心にマンションを買いたいけど
高くて買えないから、
通勤に時間はかかるけど
価格も安くて面積も広い
郊外のマンションを買おう!」
という人は多いのではないでしょうか。 |
実際、
ワンルームマンションの価格を
見てみると、
人気エリアでは3000万円程度するのに、
郊外であれば1500万円程度で買える
というケースはよくあること。 |
この場合、購入する際の額は、
3,000万円対1,500万円で、
1,500万円も差がありますね。 |
1,500万円も安くなる上に、
面積も広いのですから
とても魅力的に見えます。 |
ただ問題なのは、
そのマンションの「資産価値」です。
そのマンションの住宅ローンを払い続け、
30年経ったとすると、
それぞれの資産価値は
どうなっているのでしょうか? |
不動産はエリアによって
値上り率と値下がり率が
大きく異なります。 |
「東京マンション資産価値予測DATABOOK」
(山崎隆著/ダイヤモンド社)という書籍によると、
同じ東京都内であっても、
そのエリアによって
不動産の値上がり率と値下がり率は
大きく異なるようです。 |
例えば、人気の高い城南地区
(世田谷区、目黒区、渋谷区、品川区等)
の不動産は、
30年前の価格を100とすると、
30年経った中古不動産の価値が
75(30年間で25%の価格下落)となっています。 |
一方で、それほど人気の高くない
東京都下の不動産では、
30年経った中古不動産の価値が、
37(30年で63%)の
価格下落となっているのです。 |
つまり、
郊外の1500万円のマンションは、
30年後は37%しか価値が残っていません。
つまりそのマンションの価値は
555万円になっているということ。 |
一方で、少し高いけれども
人気のあるエリアの3,000万円で
購入したマンションは、
30年経っても75%の価値が残っているので、
資産価値は2250万円残っています。
つまり、30年後の資産価値は
1695万円も違ってくるというわけです。 |
私のお客様の中には、
一生シングルだと思って家を買ったら
彼氏ができたり、結婚したりという人が
少なくありません。 |
将来、家を売却したり、
人に貸したりということも視野に入れ、
資産価値の高い物件を選ぶようにしたいですね。 |