貧困と将来に対する焦燥感と不安感に悩んでいます
SAKIさん 埼玉県30代
2016/03/11
▼プロフィール
年齢: 34歳(女)
結婚歴:独身
学歴:女子大卒業(文系)
住居: 賃貸アパート一人暮らし
職業:フリーランス(ライター、SOHO、その他日払いのその日暮らしのバイト)
貯金:借金50万円
年収:200万円
月収:歩合制 おおよそ13万から20万円
支出(月):
家賃6万円、光熱費約1万円、食費約2万円、携帯代8千円、その他雑費(クレジットの返済費含む約10万 月によってはもう少しかかることもある)
▼希望・予定
結婚予定はなし。去年まで婚活も少しやっていたが上手くいかず。自分は独身でいたほうが良い&性格的に他人と共同生活は難しいと思った。今のところ独身生活は続ける予定。
発達障害もあるので子供は望んでいません。できることなら、何冊か本を出版して少しで良いので印税で生活できたらと思う(現在企画書を2つ作成して営業中)
(お金は沢山あるには越したことはないとは思うが)ささやかで良いので、暮らすのには困らず生涯静かに一人で過ごすのが理想。
◇相談◇
大変恥ずかしいのですが、お金以前に問題を沢山抱えている34歳独身の女です。お金と生活の面でとにかく不安・・昨今流行の貧困女性やSNEPに片足を突っ込んでいますが、周囲に今の状況を打ち明けられる人もいなくてこちらに相談させていただきました。
持病・・・・肉体&精神面での持病が多くあり、欝、不安障害、発達障害(子供のころは場面緘黙、構音障害などもありました)、ADHD、アトピー、慢性胃炎、子宮筋腫(生理時はじっとしているのも辛いほどです)、対人恐怖、過敏性大腸症候群、嘔吐恐怖などあります(精神科には通っていますが抗欝剤に抵抗があり、安定剤と睡眠薬のみ使用している)
経歴・・大学卒業後、一般企業に入社するものの、周囲になじめず又ADHDの症状で仕事のミス連続で居辛くなり早々と退職。その後、自分は組織には向いていないと思い、自分ひとりでできる仕事をしたいと思い、バイトをしながらスクールなどに通って2007年に独立(携帯コンテンツやネットなどWEB上で主に文章を書く仕事をしています)
もともと一人が好きで内向的でひきこもりがちなので性格的にこの仕事は大変向いていますが、実際仕事の単価も安く1本ではなかなか生活するのが大変です。だからといって、会社員で働いたりすると又適応できずに欝になってしまうし・・自分はフリーで生きるしかないと思っています。空いている日は、時間に融通が利き出社しなくても良いという理由で選んだバイト、家で出来るチャットレディ、時には出会いカフェでその場限りの小銭を得て毎日なんとかギリギリの生活をしています。普段は節約に励んでいるものの、精神的に不安定になることも多く衝動買いしたり占いにはまっていたことも一時期あり(3年前が特に酷くて今は徐々に立ち直りつつあります)そのときの借金がまだ残っています。学生時代から孤立気味で一人で過ごすことが多く、仲の良い女友達はいません。高校時代から多数の精神科やカウンセラーを受診しましたが、話は聞いてくれるけれど、具体的な解決策はあまり言ってくれず、私から見れば少々頼りない印象です。家族は母親との仲はまずまずですが、父親と折り合いが悪く実家には帰れません(両親共に年金暮らしです)いざというとき、助けてくれる人は母親しかいない状態です。この母親も今年で67歳・・・・、この先ずっと元気でいてくれる保障もありませんし自立しなくてはという焦りもあります。
発達障害、欝で仕事量も給料も少なく、友人もパートナーもいない・・・そんな自分の10年後を思うと絶望的で不安だらけです。周囲の同年代の女性は、結婚して落ち着いた生活をしているか、独身でもバリバリ社会で活躍しているんだよな・・と思うと今の自分が情けなくて悔しくて仕方ないです。今までは生活を補うためのチャットレディや出会いカフェで小金を稼ぐことで何とか生きてきましたが、今年で私も35歳・・・だんだん厳しくなってきました。一般論的にいえば、定職についたり、結婚したり、親元に帰れば良いのでしょうけれど、今の私の状況からはどれも実行するのは至難のことです。今やっているお仕事の幅を増やすのが一番良いのですが、この先のことを考えると不安です。仕事がうまく回らないのは非社交的な性格で人脈がなかなか作れない、また人間関係が上手く築けない性質も関係あるかもしれません。こんなことばかり悶々と悩んでばかりで、焦燥感が酷くなってきて、ますます不眠やADHDの症状が出てきています。長々としたまとまりのない文章になってしまい申し訳ございません。
こんな私に貧困を防ぐための方法や、不安をなくすために何をしたら良いのかアドバイスをいただければ幸いです。
SAKIさん ファイナンシャルプランナーの中村芳子です。
まず、貧困について考えてみましょう。
話題になっているので、私も貧困女子についての本を何冊か読みました。 またそれ以外でもいくつかの貧困の例を見てきました。
貧困に苦しむほとんどの女性に共通しているのは、フルタイムの正規の仕事についていないことです。さまざまな理由で、時給の低い仕事をしていて、昇給がなく、社会保障がない場合も多く、時給が低いために長時間働いたり、2つ以上の仕事をかけもちすることになります。
そうすると、フルタイムの仕事を探したり、よりよい仕事にステップアップする時間的、精神的、肉体的な余裕がないので、その状態がつづきます。長時間労働やストレスで体を壊すと働けなくなり、さらに状況が悪くなるという悪循環です。
貧困を抜け出す策は、よい仕事につくことです。よい仕事とは、時間あたりの単価が低くない。フルタイムである。社会保障がある。長期で働ける。仕事に将来性がある。仕事を通して社会経験が積め、人間的にも成長できる。仕事の経験が評価される(転職したり独立したりできる)
よい仕事につくためには、仕事、キャリアについて真剣に考えなくてはいけません。自分のこれまでの経験、強み、弱みを知って、分析して、適切な助言をもらって、「作戦」をたてて、実行していくのです。
SAKIさんは、フリーランスライターほか、いろいろなことをやって小金を稼いでいるということです。多才なのですが、それが分散されているために、キャリア形成や収入に結びついていないのではないでしょうか。
昨今は、女性のためのキャリアカウンセリングを、地方...
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