【新刊情報あり】iDeCoとつみたてNISAはどちらから始めるべき?優先順位を決める際のポイント
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みなさん、こんにちは。
FP Cafe / Mochaを運営している
(株)Money&Youの高山一恵です。
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今年も残すところ、2ヶ月を切りましたね。
依然として、
ウクライナとロシアの戦争は続き、
世界中でインフレが拡大。
国内に目を向ければ、円安傾向が続いており、
先行きに不安を感じている方も
多いのではないでしょうか。
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そんな中、最近、資産運用に関する
相談が急増しています。
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中でも多いのが、
iDeCo、つみたてNISAに関する相談。
基本的には、iDeCoとつみたてNISAは
併用するのがベストですが、
毎月捻出する積立金額が限られている方にとっては、
どちらから始めたら良いのか迷ってしまうようです。
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そこで、今回は、iDeCoとつみたてNISA、
どちらを優先すべきか、ポイントをお伝えします。
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iDeCo、つみたてNISAの
どちらを優先すべきかについては、
毎月の投資金額や積立の目的、
住宅ローン控除の適用有無などで変わります。
ざっくりと、まとめると、
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●iDeCoを優先した方がいい人
・所得のある人
・毎月1万円以上投資できる人
・老後資金を貯めたい人
・住宅ローン控除が適用されていない人
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●つみたてNISAを優先した方がいい人
・毎月の投資金額が少ない人(1万円未満)
・老後資金以外の資金を貯めたい人
・住宅ローン控除が適用されている人
・所得のない人
・55歳以上で長期投資をしたい人
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iDeCoの最大の特徴は、掛け金の全額が
所得控除になる点です。
ですから、そもそも収入がない、
住宅ローン控除によって、
所得税や住民税がない、または少ない場合は、
iDeCoによる所得控除の効果が低くなって
しまう可能性が高いと言えます。
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また、iDeCoは、
口座管理手数料がかかりますので、
掛金が少ないと、その分手数料の割合が高くなるため、
投資効率が悪くなってしまいます。
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さらに、iDeCoは、基本的に60歳まで
引き出すことができません。
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ですから、所得控除の恩恵を受けられそうにない、
毎月1万円以上投資できない、
老後資金以外の目的でお金を貯めたいという方は、
つみたてNISAを優先させましょう。
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反対に
所得控除の恩恵を受けられる収入がある、
毎月1万円以上投資ができる
老後資金を貯めたい
という方は、iDeCoを優先させましょう。
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なお、毎月の投資資金に回せるお金に余裕が出てきたら
iDeCoとつみたてNISAを併用するのが
おすすめです。
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もっと詳しくiDeCoやつみたてNISAの
制度概要や特徴、商品の選び方、
金融機関選びなどを知りたいという方は、
ぜひ、下記の新刊をお手にとっていただけると
嬉しいです。
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