遂に日本にも到来！　話題の「ポケモンGO」についてチェックしておこう！

最近ニュースで話題の「ポケモンGO」。日本の国民的ゲーム「ポケットモンスター」ですが、遂にスマホアプリが日本でもリリースされました。アメリカでは爆発的な人気を誇っていて、歩きスマホを触発するという社会問題にもなっているようです。ポケモンGOは、現実世界を歩き回りながら、ポケモンをゲットして強化・対戦するゲームです。
今回はそんな「ポケモンGO」のことを一緒にチェックしちゃいましょう。

「ポケモンGO」は現実世界とリンクしているから面白い！

「ポケモンGO」とは一体どんなゲームアプリなのでしょうか。簡単に言うと、スマホの位置情報やカメラを活用しながら、現実の世界を舞台に自分の足でポケモンを捕まえていくゲームです。
捕まえたポケモンを交換したり、バトルしたりするといったことを体験でき、まさに現実の世界で自分がポケモンの世界の主人公になった気分を味わうことができるようになっています。

このアプリの最大の特徴は、「AR（Augmented Reality）」という「拡張現実」の技術とスマホゲームを融合させているということ。「AR」と聞くとあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、最近流行のカメラアプリ「snapchat」や「snow」などではARの技術で、カメラに映した現実の顔の映像に、非現実である動物の着ぐるみや変顔のエフェクトを瞬時に反映させます。
「ポケモンGO」でも街中でポケモンと出会うと、現実のカメラ映像にキャラクターが投影されるようになっています。ARの技術で現実の世界と仮想の世界を組み合わせることで、よりリアルで直感的にゲームを楽しむことができるようになっています。

アメリカで社会問題となっている「ポケモンGO」

日本で遂にリリースされた「ポケモンGO」ですが、最初にこのアプリがリリースされたのはアメリカでした。アメリカではリリース初日からわずか５時間で、ダウンロードチャートの１位に浮上し、『similarWeb』のデータによれば、「ポケモンGO」の１日の利用者数は、リリース後６日間でTwitterを超えてしまったようです。

そんなアメリカで爆発的な人気を誇っている「ポケモンGO」ですが、人気のあまり、様々な問題を引き起こしているようです。先述の通り、自分の足で現実の世界を歩き回ってポケモンを探さなければならないので、アメリカの街中では「歩きスマホ」をする人々が急増。また、ポケモンが現れるのは道路の上だけでなく、飲食店の中の場合もあるようで、レアなポケモンが現れると評判になったお店には、そのポケモンを求め大量の人々が押し寄せてきたものの、何も買わずに帰ってしまったとのこと。確かにこれらはマナー違反ですよね。
一方で、店の中にレアポケモンが現れることを利用して着実に売り上げを上げている洋服店やカフェなどもあったり、多くのアメリカ人がポケモンを探しに外出していることから、肥満解消に繋がっていたりするなど、良い影響ももたらしているようです。

日本でリリースされたらどんな影響があるの？

さて7月22日から遂に日本でもリリースされた「ポケモンGO」ですが、日本にも大きな影響をもたらすと考えられます。開発に関わった任天堂の株式は、「ポケモンGO」の日本での配信が伝わると株価が爆上げしました。株価終値は、アメリカでの配信が始まった7月6日の1万4380円から、日本での配信が始まった7月22日の2万8220円と、ほぼ倍の終値を記録しています。今まで「3DS」や「Wii U」を発売したものの、なかなか業績を伸ばすことができなかった任天堂。今回「ポケモンGO」のリリースに伴い大きく業績を伸ばすことができるかとても注目が集まっています。「ポケモンGO」関連のビジネスや「ポケモンGO」を利用したマーケティング活動などが活発になることも予想されます。

また、家庭の中で見れば、日本の子ども達はポケモンが大好きなので、こぞってやりたい！　自分専用のスマホが欲しい！と言い始めることでしょう。彼らがみんな「ポケモンGO」を始めて道路上で歩き回るようなことがあれば、やはり危ないです。外に出て動き回ることは、身体を動かすのは良いですが、交通事故には気をつけなければなりません。

子ども達はこれから夏休みに入ります。長い夏休みを活かして「ポケモンGO」に熱中する可能性も高いことでしょう。とても面白いゲームであるだけに、人気が出ることは間違いないですが、きちんとしたマナーや心がけを念頭におく必要がありますね。

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