26/09/09
定額貯金、定期貯金、自動積立定期預金…ゆうちょ銀行でお金を貯めるならどれがおすすめ?

ゆうちょ銀行でお金を貯めようと思ったとき、「定額貯金と定期貯金は何が違うの?」「毎月コツコツ貯めるなら、どの商品がいい?」と迷う人もいるでしょう。
ゆうちょ銀行には、まとまったお金を預けるのに向く「定額貯金」と「定期貯金」、毎月決まった金額を積み立てる「自動積立定期貯金」があります。それぞれ、預け方やお金を引き出せる時期などが違います。今回は、3つの商品の特徴を確認しながら、どんな人がどの商品を選ぶとよいのかを考えてみましょう。
ゆうちょ銀行「定額貯金」はどんな商品?
ゆうちょ銀行の定額貯金は、「しばらく使わないけれど、必要になったときには引き出せるようにしておきたい」というお金を預けるのに向いています。
ゆうちょ銀行の定額貯金の預入金額は1000円以上、1000円単位。1口あたりの預入金額は、1000円、5000円、1万円、5万円、10万円、50万円、100万円、300万円の8種類です。
大きな特徴は、預入日から6カ月が経過すれば、払い戻しが自由になることです。
さらに、10年間は半年複利で利子が計算されます。預入後3年までは、6カ月ごとの段階金利が適用されます。
例えば、余裕資金100万円を預けておき、「半年後以降なら必要になったときに使う可能性がある」という場合に使いやすい商品です。
ただし、払い戻しは口数単位。1口50万円で預けた場合、その50万円のうち10万円だけを引き出すことはできません。将来、一部だけ使うことを考えているなら、最初から複数の口数に分けて預けておきましょう。「長く置いておきたい。でも、完全に資金を固定するのは不安」という人は、定額貯金をおすすめします。
ゆうちょ銀行「定期貯金」はどんな商品?
ゆうちょ銀行の定期貯金は、「このお金は○年使わない」と預ける期間を決めて運用したい人に向いています。
ゆうちょ銀行の定期貯金の預入金額は1000円以上、1000円単位。預入期間は、1カ月、3カ月、6カ月、1年、2年、3年、4年、5年、10年から選べます。
利子は、3年未満なら単利、3年以上なら半年複利で計算されます。預入期間中に払い戻す場合は、預入期間内払戻金利が適用されます。
定期貯金は、使う時期が決まっているお金を、その時期まで預けておくという使い方が基本です。
例えば、「1年後に使う予定のある100万円」「5年間は使う予定のない200万円」といったように、お金の使い道と期間が決まっている場合に適しています。
満期後については、自動継続や、払戻金を通常貯金へ振り替える「満期振替預入」も選べます。自動継続する場合は、その時点の定期貯金の金利が適用されます。
「いつまで使わないか」がはっきりしているなら定期貯金、と考えると分かりやすいでしょう。
ゆうちょ銀行「自動積立定期貯金」はどんな商品?
「まとまったお金はないけれど、毎月少しずつ貯金したい」という人には、自動積立定期貯金があります。
ゆうちょ銀行の自動積立定期貯金は、通常貯金から指定した金額を自動的・定期的に払い戻し、定期貯金として積み立てる仕組みです。1回あたり1000円以上、1000円単位で設定できます。
積立方法は毎月一定額のほか、通常月と年6回以内の「特別月」を組み合わせることもできます。例えば、「毎月5000円、ボーナス月は5万円」という積み立て方も可能です。最初の積立日から6年以内、最大108回まで積み立てられます。毎月、自分で通常貯金から定期貯金へ移す必要がないため、「貯金をしようと思っても、つい使ってしまう」という人に向いています。
自動積立定期貯金は、積立途中で金額や積立日を変更したり、積立期間を短くしたりすることができます。一方、通常貯金の残高が不足すると、その月の積立は行われません。お金を確実に貯めるには、通常貯金の残高をしっかり管理しておくことが大切です。
ゆうちょ銀行でお金を貯めるなら、どれを選べばいい?
ゆうちょ銀行の3つの商品は、どれが一番優れているというものではありません。お金の貯め方と使う時期に合わせて選ぶことが大切です。たとえば、
・半年たてば必要に応じて引き出せるようにしておきたい:定額貯金
・1年後、3年後、5年後など、使う時期が決まっている:定期貯金
・毎月少しずつ、半ば自動的に貯めたい:自動積立定期貯金
このように考えると、違いが分かりやすいです。
例えば、すでにまとまったお金を持っている人なら定額貯金や定期貯金を検討する、毎月の収入からコツコツ貯めたい人なら自動積立定期貯金を利用するという具合です。
また、3つの商品からどれか1つだけ選ばなければならないわけでもありません。「当面使わないお金は定額貯金」「5年間使わないお金は定期貯金」「毎月の貯蓄は自動積立定期貯金」というように、目的別に使い分けることもできます。
ゆうちょ銀行の貯金商品は、それぞれ役割が違います。自分のお金に対する希望に合わせて選べば、無理なく貯金を続ける仕組みをつくれるでしょう。
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舟本美子 ファイナンシャルプランナー
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー
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