26/09/04
ゆうちょ銀行「NISA」の商品は何が人気?意外と攻めの商品が多い

ゆうちょ銀行では、貯金だけでなく投資信託も購入できます。もちろん、NISAにも対応しています。では、ゆうちょ銀行ではどのような商品が人気なのでしょうか。今回は、ゆうちょ銀行の投資信託の販売金額・販売件数のランキングから、その傾向を見ていきます。
ゆうちょ銀行での売れ行きの傾向は?
ゆうちょ銀行での投資信託の取り扱い数は2026年8月時点で134本。そのうちNISAのつみたて投資枠で購入できる商品が18本あります。
今回は2026年7月時点の販売金額と販売件数別のランキングをまとめました。
<ゆうちょ銀行での投資信託販売金額ランキング(2026年7月)>

ゆうちょ銀行ランキングサイトを参考に筆者作成
トップの「大和 ストック インデックス 225 ファンド」は日経平均株価に連動を目指す株式100%の投資信託です。以下、3位・4位・5位・6位は日本・米国・先進国・全世界の株式に投資する株式100%の投資信託となっています。8位は「NASDAQ100」という、値動きの激しいハイテク株を多く組み込んだ株価指数との連動を目指す商品。リターンも高いのですが、リスクも大きめです。
2位の「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2026-06(限定追加型)」(8月時点では販売停止)は償還まで5年以内の社債に投資する投資信託。購入期間が設定後約1か月の「限定追加型」と呼ばれる商品ですが、数か月に1度新たに売り出されています。元本割れリスクがないわけではありませんが、国債よりリターンが高く、比較的安定した商品であることから、人気を集めているようです。
とはいえ、全体的に見れば攻めの商品の人気が高いことがうかがえます。
<ゆうちょ銀行での投資信託販売件数ランキング(2026年7月)>

ゆうちょ銀行ランキングサイトを参考に筆者作成
販売件数のランキングでも同様で、トップは日本を除く先進国の株式に投資する「つみたて先進国株式」。以下も株式100%の投資信託とバランス型の投資信託が並びます。販売金額ランキングよりはバランス型の商品が多い印象です。
ゆうちょ銀行で投資を行う方は、リスクを抑えた商品を好む人が多いかと思いきや、意外と攻めの商品が多いことがわかります。
ゆうちょ銀行で投資を始めるには?
ゆうちょ銀行の普通貯金の口座をもっている場合、ゆうちょダイレクトから、投資信託口座およびNISA口座の開設手続きが行えます。投資信託口座は申し込みから開設まで約1週間、NISA口座は申し込みから開設まで約1か月かかりますので、待っている間に購入したい投資信託を選ぶといいでしょう。
ゆうちょ銀行の投資信託口座を開設をした後は、特に投資信託口座への資金移動を行う必要はありません。通常貯金(決済口座)に資金をいれておくだけで、投資信託の買い付けが行えます。証券会社で口座を開設して運用を行う場合、一般的には証券会社の総合口座に資金を移動してから、投資信託の買い付けが行えるようになるため、購入時の手間が少なく便利なポイントと言えるでしょう。
ゆうちょ銀行で投資信託を購入する場合、ネットで購入する場合は購入時手数料が0円になりますが、店舗で購入すると購入時手数料が2.2%になってしまいます。ただし、最初の1回目は手数料が無料ですので、「何を買ったらいいかわからない」「買い方がわからない」という方は、最初だけは試しに使ってみるのもいいかもしれません。
なお、証券会社の口座と異なり、ゆうちょ銀行でNISA口座を開設した場合は、投資信託のみ購入ができ、個別株などの商品は購入できません。NISA口座は一人1口座までなので、開設前に、どのような金融商品で資産を運用したいか考えてから開設しましょう。
時間を味方につけてスムーズに運用を始めましょう
投資は、時間を味方につけて積み立てを続けると、元本割れのリスクが下がったり、複利効果を得られたりします。
ゆうちょ銀行の貯金口座を利用していて、まだ証券口座を開設されていない方で、証券会社の口座へ資金を移動する手間よりもスピードを重視したい方は、ゆうちょ銀行でNISA口座を開設するのもいいでしょう。このところ金利が上昇してきたといえ、貯金だけではお金はなかなか増えませんし、インフレで価値が目減りしてしまいます。投資信託を利用して、効率よく資産形成することを考えてみてはいかがでしょうか。
*本記事で紹介した商品は、あくまでも参考として申し述べたものであり、その商品の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願い致します。
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金子圭都 ファイナンシャルプランナー(CFP︎®︎)
学生の頃、親族の死をきっかけにお金について学び、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。お金の勉強をする女性コミュニティでイベントの企画・運営に3年間携わり、のべ200人以上のお金の悩みに寄り添う。その後独立し、お金の不安を安心に変えるマネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー。
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