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26/06/21

家計・ライフ

【知らないと損】ゆうちょ銀行の預入限度額1300万円超えるとどうなるのか

“【知らないと損】ゆうちょ銀行の預入限度額1300万円超えるとどうなるのか

ゆうちょ銀行には、通常貯金と定期性貯金それぞれに1300万円の預入限度額が設けられています。では、もし1300万円を超えたらお金はどうなってしまうのでしょうか。今回は、ゆうちょ銀行の預入限度額の仕組みや、上限を超えた場合の扱い、資産を守るために考えたい対策について分かりやすく解説します。

ゆうちょ銀行の預入限度額は合計で2600万円

ゆうちょ銀行では、1人あたりの預入限度額が次のように定められています。
・通常貯金(通常貯蓄貯金を含む):1300万円
・定期性貯金(定額貯金・定期貯金など):1300万円
そのため、合計すると最大2600万円まで預けることが可能です。
2019年3月までは合計1300万円が上限でしたが、2019年4月からの制度改正により、それぞれ1300万円ずつへと枠が拡大されました。

1300万円の上限を超えたらどうなる?

ここで気になるのが、「1300万円の上限を超えたら、お金はどうなるのか?」ということです。結論から言うと、超過したからといって、お金が消えたり没収されたりすることはありません。

ゆうちょ銀行では、私たちが普段利用する総合口座のなかで、「通常貯金」と「定期性貯金(定額貯金・定期貯金など)」それぞれに1300万円の預入限度額が設けられています。

通常貯金の残高が設定された上限額(最大1300万円)を超えると、超過した資金は自動的に「振替口座」へ移されます。振替口座は送金や決済のための口座であり、利息はつきません。

一方、定期貯金や定額貯金などの定期性貯金で1300万円の上限を超えて預け入れようとした場合、超過分は預け入れることができません。場合によっては「貯金払戻証書」が送付され、郵便局の窓口で現金として受け取ることになります。

つまり、1300万円を超えた資金は、通常貯金であれば利息のつかない振替口座へ移され、定期性貯金であれば預け入れができなくなります。

1300万円より先に意識したい「1000万円」のライン

ここまでの流れを見ると、ゆうちょ銀行の預入限度額である「1300万円」という数字に意識が集中しがちですが、実はそれよりも先に注意しておかなければならない重要なラインがあります。それが「1000万円」という数字です。

この1000万円という金額は、「預金保険制度(ペイオフ)」によって法的に保護される上限を意味しています。

預金保険制度とは、万が一金融機関が破綻した場合に預金者を保護するための仕組みです。国によって確実に保護される対象は、「1つの金融機関につき、預金者1人あたり元本1000万円までとその利息」と法律で決まっています。

ゆうちょ銀行の場合でいえば、通常貯金(通常貯蓄貯金を含む)と定期性貯金(定額貯金・定期貯金など)を合算して、元本1000万円までとその利息が保護されます。
なお、通常貯金の超過分が移動する「振替口座」は決済用預金に分類され、万が一金融機関が破綻しても全額が保護されます。

仮に通常貯金と定期性貯金の枠をフルに使い、ゆうちょ銀行に合計2600万円を預けていたとします。その状態で万が一、ゆうちょ銀行が破綻してしまった場合、制度によって確実に守られるのは「合算したなかの1000万円とその利息のみ」となります。1000万円を超えた残りの1600万円については、預金保険制度による保護の対象外です。ただし、破綻した金融機関の財産の状況に応じて、一部が支払われることもあります。

ペイオフを含めて上限には敏感に対応しよう

ゆうちょ銀行の預入限度額(通常貯金1300万円、定期性貯金1300万円)を意識することも大切ですが、万が一に備えた「ペイオフ対策」まで視野に入れるなら、さらに一歩進んだ敏感な対応をとるのが賢明です。

基本的な方法は、通常貯金や定期貯金などを合わせたすべての貯金の合計額が1000万円を超えた時点で、他の銀行や信用金庫へ資金を分散することです。複数の金融機関に分けて預けておけば、それぞれの口座で1000万円まで保護されるため、ペイオフ対策になります。

また、個人向け国債を活用する方法も検討すると良いでしょう。個人向け国債は、日本国政府が責任を持って元本と利子の支払いを行うため、銀行の預金保険制度(ペイオフ)の枠組みとは関係なく、購入した全額が国によって保護されます。

資産を分散して預けよう

ゆうちょ銀行では、通常貯金と定期性貯金それぞれ1300万円までという預入限度額が設けられています。
まとまった資金を預けている場合は、1300万円の上限だけでなく、預金保険制度(ペイオフ)の保護範囲も意識したいところです。通常貯金と定期性貯金を合わせた合計が1000万円を超えた時点で、複数の金融機関に分散して預けることで、より確実な資産保護ができます。資産を1カ所に集中させるのではなく、複数の金融機関や個人向け国債なども活用しながら、自分に合う方法を選びましょう。

舟本美子 ファイナンシャルプランナー

「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー

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