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17/06/16

キャリア

「働き方は変わらない」が6割超え。新・配偶者控除について女性の意見

写真:PIXTA

働く女性たちは新配偶者控除をどう見ているのでしょうか


日本FP協会が、20〜50代の働く女性を対象に行った、「働く女性のくらしとお金に関する調査2017」。1200人もの女性たちを調査した結果、明らかになった彼女たちのくらしやお金にまつわる実態やホンネを、シリーズで紐解いていきます。今回のテーマは「新配偶者控除」です。

(参照:日本FP協会調べ「働く女性のくらしとお金に関する調査2017」

前回、「働く女性たちは、配偶者控除の見直しに賛成?反対?」で詳しくお伝えしたように、「所得控除の対象となる年収が103万円から150万円への引き上げ」を「評価する」と答えた既婚女性は、半数近くになりました。

では、この新配偶者控除は、女性たちの実際の働き方に、今後どのような影響を及ぼすことになるのでしょうか?

新配偶者控除でも働き方は変わらない?

新配偶者控除を評価する既婚女性は半数近くいるという結果でしたが、「年収要件が150万円になったら、働き方は変わる」と答えたのは、その半分、4人に一人に過ぎませんでした。これを就業形態別に見てみましょう。(左が「変わる」、右が「変わらない」と答えた既婚女性の割合)

・正規社員・職員 14.5% / 63.4%
・契約・派遣   18.2% / 65.9%
・バイト・パート 29.1% / 41.5%

「変わる」と答えた人が最も多く、全体平均を引き上げる結果となったのは、バイト・パート主婦の存在でした。一方、正社員・契約・派遣社員の女性にとっては、新配偶者控除が、自身の働き方を変えるきっかけにはなりにくいということがわかりました。

働き方を変えないのは家計のため、それとも家庭のため?

その理由の1位となったのは、

元々、収入をセーブしていないから(すでに150万円超えなど) 45.5% / 22.0%

となりました。(右側の数字については、左が「全体」、右が「バイト・パート」の割合)

つまり、半数近くの女性は、そもそも配偶者控除の恩恵を受けていないのです。2位以下の理由については、次の通りです。(ランキングは左側に記載した全体の数字をもとに順位付けしています)

2位 家事との両立のために働く時間を増やせないから 25.1% / 37.0%
3位 勤務先の事情で働く時間を増やせないから(シフトを増やせないなど)18.0% / 26.0%
4位 育児との両立のために働く時間を増やせないから 16.1% / 22.8%
4位 今より収入を増やせる好条件の働き口がないから 16.1% / 16.5%
6位 制度に関係なく、働く時間・責任を増やしたくないから 14.1% / 18.9%
7位 社会保険の壁(いわゆる106万円や130万円の壁)があるから12.5% / 21.3%
8位 夫の勤め先の扶養手当(家族手当など)があるから5.9% / 11.0%
9位 制度が複雑で、家計にどう影響するかわからないから3.5% / 3.9%
10位 介護との両立のために働く時間を増やせないから 2.4% / 3.1%

「働く時間が増やせないから」という声が多数見受けられ、そもそも女性が「そんなにたくさん働きたくない」という本音が聞こえてくるようです。

一方、いい働き口がない、社会保険の壁、扶養手当があるから、などのネガティブな理由については、「働くことを妨げる障害」と捉えるべきかもしれません。

写真:PIXTA

働き損をなくす?夫婦控除って?

配偶者控除の制度改革においては、「働き損」についての議論もありました。

そこで、「働き損」をなくすため、配偶者控除を廃止し、「夫婦控除を新設する」という案が当初ありましたが、これについて、働く女性たちはどのように考えていたのでしょうか。

「夫婦控除にすべき」と答えた既婚女性の割合は次の通りです。(カッコ内は「配偶者控除を残すべき」と答えた既婚女性の割合)

・正規社員・職員 37.4% (9.2%)
・契約・派遣 45.5% (20.5%)
・バイト・パート 23.5% (22.9%)

正社員・契約・派遣で働く女性からの夫婦控除への支持が高かったようですが、パート主婦の回答は、賛否が拮抗しました。

夫婦控除は、「世帯間の所得格差による不平等が解消される」という意見もありますが、検討段階だったということもあり、その魅力はあまり伝わらなかったのかもしれません。

次回は「お金のことで相談したい芸能人ランキング」をお届けします。


林 立恵
早稲田大学政治経済学部、大学院法学研究科卒業。法学修士。政府系金融機関・外資系金融機関に勤務し、融資審査業務などを担当した。現在は国際機関勤務の夫、子供2人と共にアジア圏在住。

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