16/12/16

資産運用・経済

この記事のライター

岡田禎子

【投資女子の道】第13話　「投資女子への道に必読！株式投資本5選」

OLの神崎美穂（37）と山口玲奈（33）は、株式投資のスクールに通っています。
今回は「投資女子への道に必読！株式投資本5選」と題して、美穂と玲奈、株王子の川本とチャート博士の岡田も加わり、座談会が行われています。

投資初心者向けはこの2冊

『めちゃくちゃ売れている株の雑誌ZAiが作った「株」入門　改訂第2版』
ダイヤモンド・ザイ編集部(著)/ダイヤモンド社

『たった7日で株とチャートの達人になる！改訂版』
ダイヤモンド・ザイ編集部(著)/ダイヤモンド社

川本「株式取引の入門書としては、『めちゃくちゃ売れている株の雑誌ZAiが作った「株」入門第2版』がオススメです。図や表をふんだんに使って読みやすいし、ポイントがよくまとめられています」

玲奈「それ、読みました。株主優待が、最初の方に載っていて、株式投資って面白そうと、やる気出ました！」

美穂「私も読みました。後半は、ちょっぴり難しいPERなども、丁寧に解説してあって、株取引の基本的なことがよく分かりました」

川本「株式投資は、まずはやってみることが大事ですから、入門書は楽しみながら基本が学べるものがいいですね」

岡田「同じZAiの『たった7日で株とチャートの達人になる！』。これも、チャートの入門書としてお勧めします。7日間でチャートをひと通り学べるようになっています」

美穂「チャートって、7日間で身につくものですか？」

岡田「7日間集中して、チャートはこういうものだ、と体感するだけでも大切です。後半には、『ウィークリー・トレードに挑戦！』もあるので、ぜひチャレンジしてみて下さい」

投資の参考になる本はこの3冊

『ウォール街のランダム・ウォーカー』
バートン・マルキール（著）、井手正介（訳）/日本経済新聞出版社

『ピーター・リンチの株に勝つ』
ピーター・リンチ（著）、ジョン・ロスチャイルド（著）、三原淳雄（訳）、土屋安衛（訳）/ダイヤモンド社

『投資バカの思考法』
藤野英人（著）/SB Creative

美穂「投資をする際に、参考になった本をそれぞれ紹介して下さい」

川本「『ウォール街のランダム・ウォーカー』ですね。全世界で読まれている投資のバイブル書です。この本の主張は、『インデックスファンドへの投資がベスト』、というシンプルなものです。チューリップバブルからITバブルの話まで、投資の歴史など、興味深い話も盛り沢山で、投資を始める方には、ぜひ読んで頂きたい一冊です」

玲奈「チュ、チューリップ？」

川本「もう一冊は、『ピーター・リンチの株に勝つ』です。2000万ドルの資産だったマゼランファンドを13年間で140億ドルまで殖やした伝説のファンドマネージャーが、個人投資家向けに株式投資の基本的な考え方を書いています」

美穂「伝説のファンドマネージャーって、カッコいいですね！」

川本「本の中で、ピーター・リンチ氏は、普通の人の方がプロの投資家より有利だと説いています。有望株の探し方、長期的視野を持つことの大切さ、など多くの実例を用いて丁寧に説明しています」

美穂「初心者でも分かりますか？」

川本「読み物としても、面白い本です。私が初めて読んだ時は、あまりに面白くて寝食を忘れるくらい夢中になりました。いまだに繰り返し読んでいます。初心者から、ベテラン投資家まで納得のいく素晴らしい本です」

美穂「さっそく読んでみます！」

岡田「僕は、ひふみ投信の藤野英人氏の「投資バカの思考法」です。藤野氏が25年間投資のプロとして磨き上げてきたメソッドが惜しみなく書かれています。投資初心者に対しても、「投資」とは何なのか、「お金」とは？が専門用語を使わず分かりやすく説明されています。株式投資は明るい未来を作るんだ、とワクワクしますよ」

——座談会を終え、美穂と玲奈はさっそく本屋に向かったようです。皆さんも気になった本がありましたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

(続く)

＊本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。

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・第13話「投資女子への道に必読！株式投資本5選」
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