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18/09/07

家計・ライフ

これって節約?それともケチ?お金が貯まらない人をわける境界線

大切なお金はしっかり節約して賢く使いたいもの。でも、自分では節約をしているつもりが、周りからはケチと思われてしまっていたら悲しいですね。
節約とケチは似て非なるもの。違いをわける境界線はどこにあるのでしょうか。

今回は、節約とケチの違いについてお伝えします。

節約は人のために使う、ケチは自分のためにも使わない

節約とは、ムダを省いて出費を少なくすること。ポイントは、「ムダを省いて」というところにあります。ムダを適切に判断できれば節約ですが、「そこはムダではないのでは…」と周りから思われるようなことにもお金を出し渋るのは、節約ではなくケチになってしまいます。

たとえば、お世話になった人に送るプレゼントや、家族と楽しむイベントをムダと考えるのはさみしいのではないでしょうか。節約できる人は、自分以外の人のためにもお金を使います。そのお金を確保するため、出費をおさえる工夫をするのは節約です。

ケチは人のためには出費はしないものですが、もしもお金を使ったら、その分の見返りを期待しています。感謝がない、お返しがない、などの不満を感じたらケチの始まりかもしれません。

冠婚葬祭で包むお金にも、節約とケチの違いがあります。結婚式のご祝儀や、お葬式のお香典などは自分の気持ちを表すものです。多すぎるのも失礼になりますが、少なすぎは常識を疑われてしまいます。
周りの人や相場から外れない金額を、気持ちをこめて包める人は節約をしています。
最低限の金額を包み、元をとろうと食事にがっつくのはケチと思われます。

また、ケチは他人のみならず自分のためにも出費を抑えがちです。化粧品や洋服など、高価なものであればいいわけではありませんが、自分が心地よく過ごせるような工夫は惜しみたくありませんね。清潔でセンスのよい身だしなみを、お金をかけずに整えるのは節約です。
安いだけの理由で買った化粧品や洋服で、コーディネートもバラバラなのはケチに見えてしまいます。

節約は計画的に使う、ケチはとにかく使わない

節約は、目的があってするものです。住宅や車などの大きな買物、子どもの教育費、老後資金などといった目的と、いくら貯めたいかという目標がないと、節約はなかなか続きません。
とりあえず300万円貯めたい、という目標でもいいのです。目的・目標がないと、とにかくお金を使わないだけのケチになってしまいます。

つまり節約とは、計画的にお金を使うことでもあるのです。入ってくるお金と、出ていくお金をコントロールして、使うべきところで使うために、出費をおさえるのが節約です。
ケチはとにかく使わない、という行動に出ます。何かに使うお金のために今は使わない、ということではなく、お金を使わないでいること自体が目的になっているのです。

節約は賢い、ケチはみっともない

節約している人は、必要な出費とムダを見極め、計画的にお金を使います。それは誰の目にも、賢く素敵に見えるのではないでしょうか。節約を極めている人が、決してみすぼらしくなく、自然体で、毎日の暮らしを楽しんでいる様子なのは、当たりまえかもしれません。

それとは逆に、ケチはみっともないイメージがあります。いつも「お金がない」と言う。割り勘で割り切れない1円や10円を絶対払わない。無料のティッシュなどは必ずもらう。コーヒーショップでもらえるミルクなどを持って帰る。流行おくれのヨレヨレの服を着ている。靴がくたびれている。メイク直しをドラッグストアの化粧品売り場のテスターで済ませる。などなど……。

お金は計画的に美しく使い、賢い節約をしていきたいですね。
節約も頑張りすぎると度を越して、ケチになってしまうことがあります。自分はケチになってしまっていないか? ときどき、そんな視点でお金の使い方を見直してみましょう。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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